Jazz - ジャズを聴いてみよう
ジャズって・・・
一言で語れないな、好きすぎて。
- British Jazz - Jamie Cullum
- Japanese Jazz - Fumio Itabashi
- African Jazz - Abdullah Ibrahim (Dollar Brand)
- Archie Shepp - Attica Blues
- ニューヨークに行ったらジャズクラブ !
なにかいいジャズあったら教えて、とよく言われてたんだけど、かといってジャッキー・マクリーンとかアーチ・シェップとかドナルド・バードとか、最初からコアなの紹介しても敬遠されるのがおちなので・・・。
とにかくジャズは幅広いので、
身近なジャズボーカル聞いていくのが一番いいかと思います。
British Jazz - Jamie Cullum
難民の歴史は、常に私たちの中に流れている。現代英国を代表するジャズピアニスト Jamie Cullum の世界を聞いてみよう。⇩
Japanese Jazz - Fumio Itabashi
ライブハウスで生ものに接するのが大切
日本で一番大好きなピアニストと言えば圧倒的にこのひと、板橋文夫さん。
渡良瀬川は栃木県にある川。その上流にかつて足尾銅山があった。その銅とカドミウムの鉱毒は渡良瀬川を恐ろしい苦しみをもたらす水に変えてしまった。目先の利益ばかりを追い求める政府と企業に対し、人々の渡良瀬川を取り戻すたたかいは今も続いています。美しい渡良瀬川の景色と共に、そこに込められた祈り。板さんに、めちゃタキシード似合うからライブの時にもタキシード着てー ! とリクエストしたら、きみはミーハーだなあ、と流されたけど ! 板さんのライブ行くと必ずクライマックスのバラードで大規模涙腺崩壊なんだけど、それ私だけですか。ダダ泣きできるジャズ・ライブって、なんかほんとありえないんですが (笑)。板さんとの出会いは学生時代。これも (自分の中で) すごく劇的な出会いだったので、いつかまた別の時に書いておきたいなー。
African Jazz - Abdullah Ibrahim (Dollar Brand)
ジャズの帝王 Duku Ellington の愛弟子 Abdullah Ibrahim (旧名 Dollar Brand ) さんが京都に来られた時には、一度、楽屋付きスタッフをしたことがあります。祖国南アフリカのこと、アパルトヘイトと長い亡命生活のこと、長い亡命生活の後、あのネルソンマンデラの大統領就任式の式典で、初めて祖国に帰りピアノを弾いたこと、今は南アフリカで子どもたちの学校を開いていること、いろいろお話を聞きました。南アにぜひ来てくださいとおっしゃっていた。世界屈指のジャズピアニストというだけではなく、歌もすごくて、エリントンのかなりピッチをとるのが難しいけど美しい Lush Life という曲、私が大好きっていったら、もうガチ生で歌ってくれたので、すっごい感動した。
この曲は彼の南アへの思いが詰まっている。アフリカ組曲の中の一曲。
Archie Shepp - Attica Blues
ジャズ好きから「シェップさま」と崇拝されるジャズの神さま、
アーチ・シェップさま。
お金なかった学生時代、東京あたりには、お金持ちリーマンがデートとかに使うといわれたハイソな「高級ジャズクラブ」なるものが数件あった。暑い暑い夏休み、ある学生の合宿が東京であったので、青春18キップなるものを買って、後輩と一緒に「のろのろ旅行」に出かけたんだけど、そのとき、ジャズの神さまが当時原宿にあった「キーストン・コーナー・トーキョー」にきてるというので、もう清水の舞台から飛び降りる覚悟で、無いお金をカードで引き下ろしてライブに行ったんだよ。
まず、高級ジャズ・クラブは基本予約をしなきゃいけない、というのも理解していなかった学生時代。入り口で黒服のお兄さんに「ご予約は」と尋ねられた。「ご予約」しなきゃいけないなんてことも知らんかった。黒服さんの向こうを見ると、もう別次元。オシャリーなスーツやコンシャスのリーマンカップルばっかじゃないか。
で、一方、こちらはタンクにショートパンツでおバカ丸出しな学生夏合宿姿。もう、いっぺんにナメクジウオに塩、なった。もうね、予約以前に、最低限のドレスコードも理解できてないボンビー学生だったわけよ (笑)。で、このヤバさ漂う雰囲気のなかで、まず後輩が、黒服さんに放った言葉がこれ。
あ、ここ予約してなあきまへんのでっか !?
は !? この場に及んで、こんな関西弁ふつー使う !? こ、こいつ、まじでアホちゃうか ! 後輩のボロ短パンを後ろから蹴りたなったけど、夏合宿ボンビーが醸したボケに、一瞬で周囲の黒服さんが大爆笑でなごみ感。
黒服さん (笑いこらえて) 「あ、関西からこられたのですね!!!」
私たち「はい・・・( ;∀;) 」
黒服さん「では、空いてる席があるか確認してみますね」
そしてしばらくして案内されたのが、なんとステージの最前列のど真ん中 !!! 予約してないのに、こんなド真ん前はうれしすぎるけど、こんな格好でええんかこれ ! しかもシェップさまのサックスが組んだ膝のすぐ前やん ! (予約してないのにこの特等席はありえんから、きっと関西弁の「でっか」のおかげかと思った。)
しかも、おとなしくしてればいいものを、そこでジャズフリークなボンビー学生二人組は、懲りずにすげージャズ・フレーズやソロ終わるたびに大興奮「いえぃ」連発。まさに関西の庶民ジャズライブを高級ジャズクラブに持ち込む勢い。シェップさまもあつあつ演奏。そのせいか、シェップ様、ステージ終わって休憩時間にこちらにやってきて英語で話しかけられ、うわわわわーえええええっーわわわわわーとテンぱって、
○%×$☆※♭#▲!
今思いだそうとしても結局なに喋ったかロクに覚えてないくらい。しかもトイレに行った後輩は、席に戻ると「いまトイレで偶然シェップと並んで連れしょんした !!! 」「目で挨拶した ! すごくね !?」と大興奮。(それって自慢できるポイントなんだろうか、女の私にはよくわかんないけど。) あきらかにリーマンの中に浮上したボンビー学生な私たち、相当浮いてたんだろうけど、そういうファンを大切にして挨拶かけてくれるシェップさまがやっぱり大好きだし凄すぎるよ。
ニューヨークに行ったらジャズクラブ !
⇧ Harlem の地元の cozy なジャズクラブ、めちゃお薦めだよ !
店の人たちもあったかでとーってもいい人たち。ここでも懐かしいエピソードある。
って、紹介しようとしたんだけど、
・・・ハーレム再開発の波にのまれて閉店してしまった・・・・悲しすぎる。。。。
レノックス・ラウンジやハーレムのじいちゃんやぱあちゃんの思い出話は、また次の機会に。
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