Sophists' Almanac

世界について知りたいとき

「怖い絵展」で人間を読む - 夏は「怖い絵」でぞっとしよう !

怖い絵展 Fear in Painting [兵庫県立美術館]

兵庫県立美術館「怖い絵展」

2017年7月22日(土) ~9月18日(月)

 

怖い絵で人間を読む に対する画像結果

 

授業でもいくつか実は怖い絵などを紹介していますが、

とても芸術音痴な私にとって、

ドイツ文学研究のなかの先生がおっしゃる「とにかく絵は感じるよりも知った方がおもしろいですよ」という言葉には納得します。

 

この夏、知性で涼しくなってみよう !

「実は怖い絵」

 

文学者が語る西欧絵画の「恐怖」

 

「怖さは想像の友です。想像によって恐怖は生まれ、恐怖によって想像は羽ばたく。」(中野京子)
ドイツ文学者・中野京子氏が2007年に上梓した『怖い絵』は、「恐怖」をキーワードに西洋美術史に登場する様々な名画の魅力を読み解く好著として大きな反響を呼びました。これは、絵画が内包する情報をスリリングに掘り起こす氏の手腕もさることながら、「恐怖」という忌むべき感情に対して我々が抱く抗いがたい好奇心を強く刺激したからに他なりません。
同書の第1巻が刊行されてから10周年を記念して開催する本展は、中野氏を特別監修者に迎え、氏がシリーズで取り上げた作品を筆頭に、近世から近代にかけてヨーロッパ各国で描かれた絵画の中から「恐怖」を主題とする油彩画と版画の傑作を選び出し、神話、怪物、異界、現実、風景、歴史といったキーワードに沿って展示します。
視覚的に直接怖さが伝わるものから、歴史的背景やシチュエーションを知ることによって初めて怖さが発生するものまで、普段私たちが美術に求める「美」にも匹敵する「恐怖」の魅惑を網羅的に紹介します。