Sophist Almanac

世界について知りたいとき

Barack Obama ~ 2008年民主党党大会でのオバマ指名受諾演説

f:id:classlovesophia:20200103051311p:plain

Senator Barack Obama's acceptance speech at the Democratic National Convention in Denver

 

Today's Topic

youtu.be

 

Full Speech ~ 会場がすごすぎる !

 

asahi.com(朝日新聞社):オバマ氏「結束・変革を」 指名受諾演説、「約束」30回 米大統領選 - オバマ氏の軌跡 - ’08米大統領選 - 国際

 【デンバー(米コロラド州)=小村田義之】米民主党の大統領候補に指名されたバラク・オバマ上院議員(47)は同党全国大会最終日の28日夜(日本時間29日午前)、当地のフットボール競技場で指名受諾演説を行った。米史上初のアフリカ系(黒人)大統領をめざすオバマ氏は、政策目標を「アメリカの約束(promise)」として説明し、「米国をチェンジ(変革)する時だ」と訴えた。

 オバマ氏は約45分の演説で「約束」という言葉を30回余り口にし、ブッシュ政権の8年間との決別を呼びかけた。

 AP通信によると観衆は約8万4千人。オバマ氏は「個人が自分の夢を追求しつつ、『ひとつの米国』という家族として結束できる」ことが「米国の約束」だと指摘、その重要性を強調した。そのうえで「我が国は戦時で、経済は混乱し、米国の約束は再び脅かされている」と危機感を表明した。

 オバマ氏は、大統領選の投票日となる11月4日には「私たちは『8年間でもうたくさんだ』と言わなければならない」と訴えた。共和党のライバル、ジョン・マケイン上院議員(71)に対しては、ブッシュ大統領と同列視して批判した。さらに、第2次世界大戦に参戦したフランクリン・ルーズベルト大統領や、62年のキューバ危機を乗り切ったケネディ大統領が「民主党だった」と指摘。「民主党では国が守れないなどと言わないでほしい」と、安全保障に強いイメージを打ち出した。

 イラク戦争については「私はこの戦争を責任ある方法で終結させる」と、駐留米軍の撤退を改めて約束。「アフガニスタンの(国際テロ組織)アルカイダや(反政府武装勢力タリバーンとの戦いを終わらせる」とも述べ、テロとの戦いに臨む決意を示した。「直接外交を復活させ、イランが核兵器を入手することを防ぐ」と訴えた。「ロシアの侵攻を抑える」とも述べた。

 ガソリン価格が高騰するなか、エネルギー政策で「10年後には中東原油への依存に終止符を打つ」と大目標を掲げた。「勤労家庭の95%の税金を減らす」とも述べ、中低所得者層向けの配慮を強調した。

 28日は米国の黒人公民権運動の指導者だった故マーティン・ルーサー・キング牧師が首都ワシントンで「私には夢がある(I have a dream)」と訴えた歴史的な演説から45周年の記念日。キング牧師の当時の映像も流された。(2008年8月29日付夕刊)

 

<08米大統領選挙>オバマ氏、指名受諾演説「夢は1つ」 写真14枚 国際ニュース:AFPBB News

【8月29日 AFP】(一部更新、写真追加)米民主党の大統領候補に指名されたバラク・オバマBarack Obama上院議員は28日、コロラドColorado)州デンバーDenver)で開催されている全国党大会で指名受諾演説を行い、米国民が変化に向けた新たな戦いで団結すれば、「夢は1つになる」と語った。

 集まった7万5000人の支持者らを前に、オバマ氏は指名を正式受諾し、主要政党として初めてのアフリカ系大統領候補となった。この日は、黒人公民権運動の指導者、故マーティン・ルーサー・キングMartin Luther King jr.)牧師がワシントン大行進を行ってからちょうど45年にあたる。

 オバマ氏は、1963年にキング牧師が行った人種差別撤廃を求める「わたしには夢がある」の演説を彷彿させる演説で、「あらゆる肩書き、人種、異なる人生を歩む人々」が「米国民として密接につながった運命を持っており、ともに歩めば夢は1つになる」と語った。

 また、キング牧師が「われわれは1人では歩いていけない。歩き出したら前進あるのみだと誓わねばならない。後戻りはできない」と述べたことになぞらえ、「米国よ、わたしたちは後退できない」と述べ、8年にわたる「ジョージ・W・ブッシュGeorge W. Bush)大統領政権の失政」からの転換を誓った。

 共和党の候補指名が確実なジョン・マケインJohn McCain上院議員から外交経験の少なさを指摘されていることに対しては、「ブッシュ大統領からマケイン氏に引き継がれる外交政策は、先人の米国民が党を問わず何世代にもわたって築いてきた遺産を食い潰してしまった。わたしたちがその遺産を回復させる」と述べた。

 その上で、米軍の派遣について「危険な場所への派遣は、明確な使命と神聖な志がある場合のみに限り、戦闘に必要な装備と、帰還の際に兵士らが受けるに値するケアや保証を約束する」とした。

 さらに「わたしたちは今、今後を左右する時期にいる。国は戦争に参加しており、経済の混乱は続いている。米国の未来は再び脅かされている」と指摘。「今、わたしたちがここにいるのは、この国をとても愛しており、次の4年が過去8年間と同じ有様になるのを見過ごすことができないからだ。11月4日、わたしたちは立ち上がり、『8年で十分だ』と言おう」と訴えた。(c)AFP/Stephen Collinson

 

 

国務省、すばらしい資料ありがとう !

americancenterjapan.com