Today's Homework
Matthew Chapter 7
youtu.be
私たちがよく聞く言葉のフレーズも実は多くは聖書から来ていたりする。
聖書、シェイクスピア、アレクサンダー・ポープ、これが英語フレーズの三大源流とかいわれてる。
今日の言葉は、これ。
マタイの福音書、第七章。ジーザスの山上の垂訓のなかから。
「求めよ、さらば与えられん。尋ねよ、さらば見出さん。門を叩け、さらば開かれん」(文語訳)
「求めよ、そうすれば、与えられるであろう。捜せ、そうすれば、見いだすであろう。門をたたけ、そうすれば、開けてもらえるであろう」 (口語訳)
「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる」 (新共同訳)
えーっ、いくら頑張ってもダメだったこといっぱいあるけどー、って思うよね。でも、そこをじっくり考えてみる。
求める、探す、門をたたく。
そうしないと、何も始まらない。
あと、
これもね。
自分の目に木の梁があるのに気づかず、他人の目のなかのおが屑はよくみえる。つまり自分の大きな欠点はまったく見えてないのに、他人のちいさな欠点はきになる、じぶんのこと棚に上げてるって言い方。
ジーザスって、いつもおもしろいこと言うよね !
Dramatized Version
youtu.be
けっこう文語体の聖書も格調高い感じですね。
1なんぢら人を審くな、審かれざらん爲なり。 2己がさばく審判にて己もさばかれ、己がはかる量にて己も量らるべし。 3何ゆゑ兄弟の目にある塵を見て、おのが目にある梁木を認めぬか。 4視よ、おのが目には梁木のあるに、いかで兄弟にむかひて、汝の目より塵をとり除かせよと言ひ得んや。 5僞善者よ、まづ己が目より梁木をとり除け、さらば明らかに見えて兄弟の目より塵を取りのぞき得ん。
6聖なる物を犬に與ふな。また眞珠を豚の前に投ぐな。恐らくは足にて踏みつけ、向き反りて汝らを噛みやぶらん。
7求めよ、然らば與へられん。尋ねよ、さらば見出さん。門を叩け、さらば開かれん。 8すべて求むる者は得、たづぬる者は見いだし、門をたたく者は開かるるなり。 9汝等のうち、誰かその子パンを求めんに石を與へ、 10魚を求めんに蛇を與へんや。 11然らば、汝ら惡しき者ながら、善き賜物をその子らに與ふるを知る。まして天にいます汝らの父は、求むる者に善き物を賜はざらんや。 12然らば、凡て人に爲られんと思ふことは、人にも亦その如くせよ。これは律法なり、預言者なり。
13狹き門より入れ、滅にいたる門は大く、その路は廣く、之より入る者おほし。 14生命にいたる門は狹く、その路は細く、之を見出すもの少なし。
15僞預言者に心せよ、羊の扮裝して來れども、内は奪ひ掠むる豺狼なり。 16その果によりて彼らを知るべし。茨より葡萄を、薊より無花果をとる者あらんや。 17斯く、すべて善き樹は善き果をむすび、惡しき樹は惡しき果をむすぶ。 18善き樹は惡しき果を結ぶこと能はず、惡しき樹はよき果を結ぶこと能はず。 19すべて善き果を結ばぬ樹は、伐られて火に投入れらる。 20然らばその果によりて彼らを知るべし。 21我に對ひて主よ主よといふ者、ことごとくは天國に入らず、ただ天にいます我が父の御意をおこなふ者のみ、之に入るべし。 22その日おほくの者、われに對ひて「主よ主よ、我らは汝の名によりて預言し、汝の名によりて惡鬼を遂ひいだし、汝の名によりて多くの能力ある業を爲ししにあらずや」と言はん。 23その時われ明白に告げん「われ斷えて汝らを知らず、不法をなす者よ、我を離れされ」と。
24さらば凡て我がこれらの言をききて行ふ者を、磐の上に家をたてたる慧き人に擬へん。 25雨ふり流漲り、風ふきて其の家をうてど倒れず、これ磐の上に建てられたる故なり。 26すべて我がこれらの言をききて行はぬ者を、沙の上に家を建てたる愚なる人に擬へん。 27雨ふり流漲り、風ふきて其の家をうてば、倒れてその顛倒はなはだし』
28イエスこれらの言を語りをへ給へるとき、群衆その敎に驚きたり。 29それは學者らの如くならず、権威ある者のごとく敎へ給へる故なり。