Sophists' Almanac

世界について知りたいとき

京大のタテカン問題 ~ みんなが愛した京大のタテカン・カエシテ

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整然とした最近のキャンパスで学ぶ多くの大学生にとって、京大のタテカンは、雑然としていてゴミみたいで汚い、って思うかもしれないけど・・・。

 

京大のタテカンはね、左京区のよき伝統なの。

 

いつも、ハッとするような事が書いてあるし、例えば受験シーズンにはいつもこんな暖かいメッセージが掲げられる。毎日見てても飽きないよ。

 

これ、今年の春のタテカンだけど、毎年、こんな感じ。受験生を心から応援してるメッセージで、私たちまでもが頑張ろ、って元気でるような感じなのよ。 

 

寂しがりだった学生時代、京大タテカンのメッセージに励まされたことが何度もある。だから、実はね、私は京大のタテカンが嫌いじゃないの。

 

ところが景観を理由にして、こうしたタテカンに文句を言うひとがでてきました。それで京都市と大学側がタテカン規制をはじめました。今、日本の大学のフリースピーチの伝統がまた一つ潰されると、卒業生たちも在学生たちも声をあげていて、なんとかタテカン撤去を阻止しようとしています。

 

 

雨後のタケノコ的なタテカン

 

 

 

 

 

 

 

 

カップ麺まで撤去とは・・・。カップ麺カエシテ !

 

 

タテカンではなく寝看板で対抗

 

 

タテカンではなくミカンで対抗。

 

 

 

タテカンではなく墓標。単位がお亡くなりになりました。

 

 

戦時中、京大は権力によりそい戦争加担して大きな過ちを犯しました。学生を特攻として戦場に送り出し、大陸では細菌兵器の開発に生体実験をくりかえし、そのおぞましい論文に博士号を与え、墓を暴いて頭蓋骨を持ち帰りました。そして、いまも最近研究博士号は撤回されず、頭蓋骨の返還運動にも対話を拒絶しています。

 

 

おおおおおおおー、

覚えてる ! 石垣カフェ。行ったよこれ。

外から見るとすごいんだけど、これ、左側の梯子をのぼって、石垣の上からまた梯子上って、んで、おこたがあって、そこでコーヒー飲める。飲んだ。ごく普通に (笑)。

 

 

 

 

 

 卵だけでも残しておこう。また孵化できるから。

 

 

日本の住宅都市開発 (housing and urban development) 政策のレベルはとても遅れている。たとえば京大の景観は今のままでも十分美しい。でも京都のそのほかの都市計画を見てみればいい。商業中心主義でめちゃくちゃじゃないの。でも京大は今も昔も美しいよ。

 

そういえば、この対極にあるのが、K 大学。ここでは、校外タテカンどころか、校内の看板や、ビラ貼り、ビラ配りもないよね。キャンパスに乱雑な汚い手書きのビラなど一つもない。ビラを貼るための掲示板もありません。こんな感じです。感動~ ! きれいすぎる~ ! と、聴講にきた他大学の学生さんがびっくりしていました。

 

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とってもきれいなガラス張りのキャンパス。これ、実はほかの大学と比べると大きく違うところですが、変なもので、慣れると何の違和感もなくなってきます。なんの「雑音」もないキャンパスです。キャンパスに雑音がないことは、いいことなのか、わるいことなのか、よくわからないですけど。ガラス張りなのはとても開放感があっていいのですが、やはり冬は寒いですよね。

 

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一方、これは R 大学。廊下一面が、ビラであふれています。今も昔も、廊下も階段もこんな感じ。

 

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でも、この大学も、大学生がスピーチをすることが難しくなって、ビラを配るのも許可制になって、そして許可も難しくなってきたみたい。 

 

こんなふうに、ひとつひとつ大学の中のフリースピーチのスペースは狭められ、キャンパスが新築され、おされになると、どんどん掲示板も撤去されていっているように感じます。

 

だからこそ、よけいに、京大のこのタテカンをめぐるたたかいが注目されているのだと思います。

 

みなさんも左京区百万遍を通りかかったら、そしてまだタテカンががんばっていたら、その写真を撮ってみてくださいね。

 

京都大学の立て看板(タテカン)をギャラリーで展示。京都市立芸大で企画展「Re/place」開催|美術手帖

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タテカンもだめになると、次に狙われるのはやっぱ折田先生像かなー。

 

Wikipedia

折田先生像(おりたせんせいぞう)は、京都大学の前身の一つである旧制第三高等学校の初代校長折田彦市(おりた ひこいち)の業績を讃えるために製作された銅像である。京都大学構内に設置されていたが、派手な落書き・いたずら(オブジェ化)が相次ぎ有名になる。本来の銅像が1997年に撤去されると、「折田先生像」と題してかつての設置状況を模倣したオブジェが制作・展示されるようになった。2000年代半ばより入学試験シーズンに定期的に登場するこのオブジェも、「折田先生像」の名で呼ばれている。

 

今年も登場した折田先生 (笑)。

 

 

こういう自由で破天荒なところが京大の伝統。ノーベル賞受賞の科学者が東大よりも多いといわれるのはこうした自由な京大の校風もあるといわれているね。

 

おー、今度は人間タテカン。

 

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