Sophist Almanac

世界について知りたいとき

ホワイトウォッシング (whitewashing) とは !? ~ 人種の表象について

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大阪市出身の大坂なおみ選手、

 

なんか大阪市出身というだけで関西の私たちにとっても身近に感じるし、どこにでもいる女の子って感じなんだけど、すごくおしゃれだし、でもテニス最強だし、とにかく素敵ですよね。

 

今日のニュースはこれ。

 

www.asahi.com

 

でも、もう一方で、英国国営放送 BBC が報じているように、「またも」なおみ選手の caricature (戯画) が議論を呼んでいます。

 

大坂なおみ選手のCMを「ホワイトウォッシング」と海外メディアが一斉に報道

公開されていたCM「いざ、グランドスラム篇」から

 

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1月11日に第1弾、14日に第2弾が公開されていたこのCMは、人気漫画の「新テニスの王子様」とコラボしたもの。CMには大坂なおみ選手がキャラクターとして登場する。しかし、その肌の色が実際よりも白く表現されていたことから、日本国内でも一部で議論が巻き起こっていた。

 

この問題は海外でより大きな問題に発展。1月22日には米・ニューヨークタイムズが、23日には英・BBCガーディアンもこのニュースを一斉に報じた。その多くが見出しに「whitewashing」(ホワイトウォッシング)という文字を並べて、問題の深刻さを指摘している。

 

「ホワイトウォッシング」とは、本来は白人でない人物を白人が演じること。そこには黒人やアジア人が映画に出演する機会を白人に奪われてきたという歴史がある。また、白人の外見だけを美の基準として重視するという問題もある。

人種や民族、ジェンダーといった社会の多様性を反映していないという意味で、こうした「ホワイトウォッシング」には批判の声が上がっている。

 

日清製粉は動画を削除。

 

実は昨年もオーストラリアの新聞のセレーナ・ウィリアムズと大坂なおみ選手の戯画が批判されました。ハリー・ポッターの作者、ローリングさんも、ひどい戯画を激しく批判しています。

 

 

セリーナ・ウィリアムズの風刺画に「人種差別」と批判殺到 大坂なおみは金髪に?

ハフポスト

2018年09月12日

 

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女子テニスの元世界ランク1位セリーナ・ウィリアムズの風刺画がオーストラリアの地元紙に掲載され、「人種差別的」などと物議をかもしている。同紙によると、作者のTwitterアカウントに批判のコメントが相次ぎ、作者はアカウントを一時的に休止したという。

風刺画は9月10日、メルボルンの地元紙ヘラルド・サンに掲載された。

作者はマーク・ナイト氏。風刺画には、屈強な体つきのセリーナが、コート上で飛び跳ねてラケットを踏みつけている姿が描かれている。また、風刺画の右端には全米オープン勝戦の対戦相手だった大坂なおみ選手とみられる人物も描かれており、審判は「彼女(セリーナ)を勝たせてくれない?」と声をかけている。

この風刺画について、Twitter上に批判の声が殺到した。『ハリー・ポッター』シリーズの著者J.K.ローリング氏は、「偉大な女子スポーツ選手を人種差別と性差別の対象にした」と厳しく非難した。大きめの鼻や分厚い唇の描写などが、黒人を揶揄する表現と捉えられている。

また、CNNなどの複数メディアは、大坂が「ブロンド(金髪)の白人女性」のように描かれていることを問題視する声も取り上げている。

 

作者はTwitterアカウントを一時休止

風刺画を掲載したヘラルド・サンは12日、風刺画に関する記事を掲載。作者ナイト氏のTwitterアカウントに、ナイト氏の家族を「罵倒する」コメントが相次いだため、家族や友人の安全を守るためにアカウントを一時停止にしたという。

ナイト氏のTwitterアカウントのURLを開くと、「このページは存在しません」と知らせるページが表示される。

同紙によると、ナイト氏は「あの風刺画は人種差別やジェンダーに関するものではなく、むしろスポーツのスーパースターによる望ましくない行動を描写した」と説明しているという。

 

なぜこの戯画が問題なのか、

歴史を少し学んでみると、ぐっとよくわかると思います。

 

youtu.be

アメリカの大衆文化の中に浸透していたアフリカ系アメリカに対するステレオタイプのいくつかを見てみましょう。

 

"The mammy … the pickaninny … the coon … the sambo … the uncle: Well into the middle of the twentieth century , these were some of the most popular depictions of black Americans.

By 1941, when this cartoon was made, images like these permeated American culture.

These were the images that decorated our homes, that served and amused and made us laugh.

Taken for granted, they worked their way into the mainstream of American life. Of ethnic caricatures in America, these have been the most enduring.

Today there's little doubt that they shaped the most gut-level feelings about race. ..."