だから選挙は大切なの ~ アラバマ州が例外なく中絶を違法に ~ 当事者から最も遠い人たちがルールを作る理不尽さ
選挙ね、だから大切なのよ。
学生さんもドン引きしてた、この法案。
トランプさん就任後、ヘイトクライムや銃撃事件は増大するわ、ついには、こんなすごい法案が可決というシナリオ。
米アラバマ州議会上院は14日、人工妊娠中絶を全面的に禁止する州法案を賛成25、反対6で可決した。15日には、共和党所属のケイ・アイヴィー州知事が署名し、成立した。
妊娠何週目かを問わず、レイプや近親相姦による妊娠でも中絶は認められないため、全米で最も厳しい中絶禁止法となる。
ほんとうは、日本の大学がもっと子育てしながら通える場所であるべきと思うのですが、学生さんたちも、心理的にも財政的にも膨大な苦しみに耐えながら中絶を選ぶ学生さん、一年休学して不安を抱えながらも生むことを決断する学生さん、生まれた赤ちゃんを撮影した動画を「先生、見ます!?」って誇らしく見せてくれる男子学生さん。決して他人事ではないので、みなさんもよくわかりますよね。
もし、日本の五十年前のように中絶が禁止さてしまえば、この法案で標的となり、苦しむのは、どんな人たちでしょうか。
男性ではない女性。年寄りではない若者。貧困と暴力に苦しんでいる子たち、マイノリティー。学生。子ども。性的暴力の犠牲者。
しかし、この法案を上院で可決させたのはこの議員さんたちです。
、、、、、、、。
わかるよね。
この法案の当事者から最も遠い人たちです。白人、男性、年配、金持ち。決して不利益を被らない、いざとなれば飛行機で他州に簡単に行ける人たち。
なぜなの?
そんな問題をわかりやすく解説してくれる町山智浩さんの説明きいてみよう!
レディーガガも怒ってる。
#AlabamaAbortionBan #Alabama #AlabamaSenate #NoUterusNoOpinion #PlannedParenthood #ProChoice I love you Alabama prayers to all women and young girls here are my thoughts: pic.twitter.com/LqmVyV8qsA
— Lady Gaga (@ladygaga) 2019年5月15日
アラバマ州で中絶を違法にするなんて、非道としか言いようがない。以上。しかも、レイプであっても、近親相姦であっても、同意のないものであったとしても、例外なしというのは極悪以外の何ものでもない。つまり、レイプ犯よりも、中絶の手術をした医者のほうが罪が重いと言うわけよね? これはまがいものでしかなく、私はこのシステムのせいで犠牲となるすべての女性達と、若い女の子達のために祈ります。レディーガガ。
リアーナさんも怒ってる。
take a look. these are the idiots making decisions for WOMEN in America.
— Rihanna (@rihanna) 2019年5月16日
Governor Kay Ivey...SHAME ON YOU!!!! pic.twitter.com/WuAjSVv6TH
みて、こいつらがアメリカの女性のかわりに決断してる大バカ達よ。ケイ・アイビー知事、恥を知りなさい!!!
ゴールデングローブ賞で「女性が中絶を選ぶ権利」を訴えたミシェル・ウィリアムズの言葉。
— 伊吹早織 Saori Ibuki (@ciaolivia) 2020年1月7日
アラバマ州では昨年、中絶をほぼ全面的に禁止した法律が成立。妊娠・中絶は女性の身体や生き方を左右する問題であるなか、同州の“中絶禁止法”に賛成票を投じた議員は全員男性でした。https://t.co/pyampztFBq
Don’t move forward after reading this like everything is normal. Don’t shake your head at Alabama and then keep going about your day. Realize that this is a warning. It’s Alabama and abortion today. It’s you and your rights tomorrow. Your silence will not save you. So speak up. https://t.co/kIz78uAU1T
— Ava DuVernay (@ava) 2019年5月15日
このニュースを聞いて、何事もなかったかのように過ごすのはやめよう。アラバマの中絶禁止法を知り、信じられないと首を横に振りつつ、普段どおりの生活に戻るのもやめて。これはあなたとあなたの権利にも大きく関係しているの。黙っていても助からないわ。だからあなたも自分のために声をあげて - エイヴァ・デュヴァーネイ
はっきりいって、この言葉一言に尽きるでしょ。「男性は女性の体についての法律を作るべきではない」シェイリーン・ウッドリー
女性ファッション誌 Elle マガジンも特集を組みました。
しまいにこんなことまで。
中絶を全面的に禁止する法律が成立したアメリカ・アラバマ州で、信じられない事件が起きました。
— ハフポスト日本版 (@HuffPostJapan) 2019年6月28日
口論相手に撃たれて流産 → 妊娠しているのに銃を持った相手に喧嘩を仕掛けて赤ちゃんを死なせた罪で投獄https://t.co/jqCuVA6aru
【銃で撃たれたのに、過失致死罪に問われる】
— HaL🌮🎧📷 (@HaLuetty) 2019年6月30日
米アラバマ州の当局は、妊娠中に銃で5発撃たれ流産した母親を、胎児に対する過失致死罪で起訴した。
腹撃たれ流産した母親に胎児の過失致死罪、中絶禁止の米アラバマ州 https://t.co/R2LvxHXGzT via @afpbbcom
だから選挙は大切です。
私たちの声を代弁してくれる、誠実な「代表者」を選ばなければなりません。
その際、議員の性別とかは関係ありません。というのも保守派の男性中心主義的な権力構造の中では、バリバリタカ派的な保守派の女性議員がとても重用されるからです。
ちゃんと、自分の頭で考えて、「私たちの代弁者」を選びましょう!