2017 Las Vegas Shooting ～ アメリカの銃社会を考える
2017 Las Vegas shooting
カジノの楽園、ラス・ベガス。くつろいだ気持ちのいいカントリー・ミュージックの野外フェスティバルの会場に、突然響き渡る乾いた発砲音。
たった十分間のあいだに、自動式の銃を数千発発砲し、58人が死亡、546人が負傷した。これが、アメリカの「普通」の中高年男性が「普通」に買えてしまう銃を改造し、恐ろしい銃乱射事件をひきおこす、銃社会の現実。
ぱぱぱぱぱぱぱぱ、と遠くで響く乾いた音。人々はなんだろうと困惑して立ち尽くしていますが、それは地獄の10分間の始まりでした。閲覧注意ですが、BBC の映像から見てみましょう。
犯人は離れた場所の後方に見える高層ホテルにいました。
10分間で、たった一人の人間がこれだけの人を殺傷できるという事実。そんなアサルトライフルが買えてしまうアメリカ。
元会計士のパドック容疑者は不動産投資でもうけ、カジノの常連客として裕福な生活をしていたとされる。だが、2015年9月以降、カジノや不動産投資で多額の財産を失い、うつ病の兆候も出ていたという。
2016年９月以前の34年間の間で、パドックは29丁の銃を購入したが、それ以降の11ヶ月の間に、55丁以上の銃や照準器、ケース、バンプストック（全自動小銃のように高速連射を可能にする装置）、弾丸など100個以上のアクセサリーを購入していた。ホテルの部屋からは23丁の銃が発見されたが、うち12丁はバンプストックが装備されたものだった。銃撃に使われた弾丸の数は1100弾以上で、4000弾以上の弾丸が未使用のまま残っていたという。
ラスベガス銃乱射事件から４ヶ月 新たな重要参考人が浮上、そして明らかになった新事実とは？(飯塚真紀子) - 個人 - Yahoo!ニュース
カジノの楽園で起きた銃乱射事件
ギャンブルについては「世界最大のビデオポーカープレイヤー」を自称し、「私ほどたくさん、長時間プレイする人間はいない」と証言。２００６年には１日平均１４時間、１年３６５日プレイしていたといい、「一晩中ギャンブルをやって、日中は寝ていた」と振り返った。
１晩で賭けた金額を尋ねられると「１００万ドル」と答え、「それは大金ですね」という弁護士に、「いや、そんなことはない」と応じている。
CNN.co.jp : ラスベガス銃乱射、容疑者語るギャンブル生活 １晩１億円の賭けも CNN EXCLUSIVE - (2/2)
増大する銃乱射事件、なぜ !?
なぜ米国で銃規制が進まないのか !?
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