コーネル・ロナルド・ウェスト(Cornel Ronald West、1953年6月21日 - )はアメリカ・オクラホマ州出身の哲学者・政治思想家である。エチオピア系のアフロ・アメリカン。現在、プリンストン大学宗教学部兼アフリカ系アメリカ人研究センター及びユニオン神学校教授。人種問題を歴史学的分析を用いて論じ、熱心な社会活動家としても知られる。
ハーバード大学では、ユニヴァーシティ・プロフェッサーという最高位の教授職についていたが、ローレンス・サマーズ第27代ハーバード大学学長との対立によりプリンストン大学へ移籍した。
アメリカにおける黒人問題を経済史、政治史、宗教史、倫理学の視点から論じた代表作「人種の本質("Race Matters")」は全米で35万部のベストセラーとなり、そのほかにも多くの著作がある。
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