Sophist Almanac

世界について知りたいとき

Luke 15:11-32 - Parable of the Prodigal Son 放蕩息子のたとえ話

Luke 15:11-32: Parable of the Prodigal Son 

ルカによる福音書-放蕩息子のたとえ話

Today's Topic

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絵画に見る「放蕩息子のたとえ話」

これ、楽しそうな酒場の絵に見えるけど、実は上記の原典を知ってたら、めっさ怖い絵だよー。 

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Gerard van Honthorst, 1623, like many works of the period, allows a genre scene with moral content.

 

そしてこうなる。

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William Etty (1787-1849) - The Prodigal Son (National Trust)

 

レンブラントはどう描いたか。 

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Rembrandt, The Return of the Prodigal Son, 1662–1669 (Hermitage Museum, St Petersburg)

 

ステンドグラス一枚一枚が聖書の物語であり、そこに意味がある。 

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All Saints' Episcopal Church celebrates 150 years - mng-low

 

聖書と賛美歌 - Amazing Grace

ソウルの女王、アレサ・フランクリン

Lost but Found - ソウルの女王アレサ・フランクリンの歌唱で聞く、驚くべき神の愛。おそらくは地球上でもっともすごいソウルの女王の名盤から、大音量で。

The official audio of "Amazing Grace" by Aretha Franklin with James Cleveland and The Southern California Community Choir from the album 'Amazing Grace' (1972).

 

Amazing grace how sweet the sound
That saved a wretch like me.
I once was lost but now am found,
Was blind but now I see.

 

アメージング・グレース
何と美しい響きであろうか
私のような者までも救ってくださる
道を踏み外しさまよっていた私を
神は救い上げてくださり
今まで見えなかった神の恵みを
今は見出すことができる

 

'Twas grace that taught my heart to fear,
And grace my fears relieved,
How precious did that grace appear,
The hour I first believed.

 

神の恵みこそが 私の恐れる心を諭し
その恐れから心を解き放ち給う
信じる事を始めたその時の
神の恵みのなんと尊いことか

 

Through many dangers, toils and snares
I have already come.
'Tis grace hath brought me safe thus far,
And grace will lead me home.

 

これまで数多くの危機や苦しみ、誘惑があったが
私を救い導きたもうたのは
他でもない神の恵みであった

 

The Lord has promised good to me,
His Word my hope secures;
He will my shield and portion be
As long as life endures.

 

主は私に約束された
主の御言葉は私の望みとなり
主は私の盾となり 私の一部となった
命の続く限り

 

Yes,when this heart and flesh shall fail,
And mortal life shall cease,
I shall possess within the vail,
A life of joy and peace.

 

そうだ この心と体が朽ち果て
そして限りある命が止むとき
私はベールに包まれ
喜びと安らぎの時を手に入れるのだ

 

The earth shall soon dissolve like snow,
The sun forbear to shine;
But God, Who called me here below,
Will be forever mine.

 

やがて大地が雪のように解け
太陽が輝くのをやめても
私を召された主は
永遠に私のものだ

 

When we've been there ten thousand years,
Bright shining as the sun,
We've no less days to sing God's praise
Than when we'd first begun.

 

何万年経とうとも
太陽のように光り輝き
最初に歌い始めたとき以上に
神の恵みを歌い讃え続けることだろう

 

作詞者 John Newton について

作詞者はジョン・ニュートン (John Newton,1725–1807)。作曲者は不詳。アイルランドスコットランドの民謡を掛け合わせて作られたとしたり、19世紀に南部アメリカで作られたとするなど、諸説がある。


ジョン・ニュートンは1725年、イギリスに生まれた。母親は幼いニュートンに聖書を読んで聞かせるなど敬虔なクリスチャンだったが、ニュートンが7歳の時に亡くなった。成長したニュートンは、商船の指揮官であった父に付いて船乗りとなったが、さまざまな船を渡り歩くうちに黒人奴隷を輸送するいわゆる「奴隷貿易」に携わり富を得るようになった。

 

当時奴隷として拉致された黒人への扱いは家畜以下であり、輸送に用いられる船内の衛生環境は劣悪であった。このため多くの者が輸送先に到着する前に感染症や脱水症状、栄養失調などの原因で死亡したといわれる。

 

ニュートンもまたこのような扱いを拉致してきた黒人に対して当然のように行っていたが、1748年5月10日、彼が22歳の時に転機は訪れた。イングランドへ蜜蠟を輸送中、船が嵐に遭い浸水、転覆の危険に陥ったのである。今にも海に呑まれそうな船の中で、彼は必死に神に祈った。敬虔なクリスチャンの母を持ちながら、彼が心の底から神に祈ったのはこの時が初めてだったという。すると流出していた貨物が船倉の穴を塞いで浸水が弱まり、船は運よく難を逃れたのである。ニュートンはこの日を精神的転機とし、それ以降、酒や賭け事、不謹慎な行いを控え、聖書や宗教的書物を読むようになった。また、彼は奴隷に対しそれまでになかった同情を感じるようにもなったが、その後の6年間も依然として奴隷貿易に従事し続けた。のちに、真の改悛を迎えるにはさらに多くの時間と出来事が必要だったと彼は語っている。

 

1755年、ニュートンは病気を理由に船を降り、勉学と多額の献金を重ねて牧師となった。そして1772年、「アメイジング・グレイス」が作詞された。歌詞中では、黒人奴隷貿易に関わったことに対する悔恨と、それにも拘らず赦しを与えた神の愛に対する感謝が歌われている。この曲のほかにも、彼はいくつかの賛美歌を遺している。

アメイジング・グレイス - Wikipedia

 

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Stained glass window based on the parable, Charleston, South Carolina.

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