日本の宗教と政治
神道政治連盟 (Sinseiren) の HP から
神道政治連盟(略称・神政連)は、世界に誇る日本の文化・ 伝統を後世に正しく伝えることを目的に、昭和44年に結成された団体です。 戦後の日本は、経済発展によって物質的には豊かになりましたが、 その反面、精神的な価値よりも金銭的な価値が優先される風潮や、 思い遣りやいたわりの心を欠く個人主義的な傾向が強まり、 今日では多くの問題を抱えるようになりました。 神政連は、日本らしさ、日本人らしさが 忘れられつつある今の時代に、 戦後おろそかにされてきた精神的な価値の大切さを訴え、 私たちが生まれたこの国に自信と誇りを取り戻すために、 さまざまな国民運動に取り組んでいます。
主な取り組み
・世界に誇る皇室と日本の文化伝統を大切にする社会づくりを目指します。
・日本の歴史と国柄を踏まえた、誇りの持てる新憲法の制定を目指します。
・日本のために尊い命を捧げられた、靖国の英霊に対する国家儀礼の確立を目指します。
・日本の未来に希望の持てる、心豊かな子どもたちを育む教育の実現を目指します。
・世界から尊敬される道義国家、世界に貢献できる国家の確立を目指します。
以下が、この神道政治連盟に賛同する国会議員「神道政治連盟国会議員懇談会」のみなさんです。
さて、みんなの地元・選挙区では、どんな議員さんがメンバーになっているかな ?
国会議員懇談会会員 305名(衆:225名 参:80名) (都道府県・50音順)
神政連は皇室の尊厳護持運動の活動の第一に掲げています。
その活動の一環と して皇室広報誌『皇室』-Our Imperial Family-の頒布普及活動を行っています。
神社本庁が母体となった政治組織で
神道政治連盟結成時 (1969年) の綱領は次の通り。
- 神道の精神を以て、日本国国政の基礎を確立せんことを期す。
- 神意を奉じて経済繁栄、社会公共福祉の発展をはかり、安国の建設を期す。
- 日本国固有の文化伝統を護持し、海外文化との交流を盛んにし、雄渾なる日本文化の創造発展につとめ、もつて健全なる国民教育の確立を期す。
- 世界列国との友好親善を深めると共に、時代の幣風を一洗し、自主独立の民族意識の昂揚を期す。
- 建国の精神を以て、無秩序なる社会的混乱の克服を期す。
さらに2005年の神道政治連盟国会議員の推薦者の基準としては次を条件として挙げている。
- 皇室の伝統を尊重する者。
- 改憲論議を推進する者。
- 教育基本法の改正を含む教育改革に取り組む者。
- 安全保障体制の確立・領土問題の解決に取り組む者。
- 戦没者追悼のための新施設構想に反対する者。
- 夫婦別姓や男女共同参画社会の推進に反対する者。
とまあ、
こんな組織です。
これは何か新しい政治運動なのでしょうか。
いえいえ、ほんとうに戦前戦中から日本に存在する考え方ですね。
つまり戦前リバイバル運動と言ってもよいと思います。