Sesame Street ➁ Black Lives Matter エルモパパが子どもたちに伝えたいこと
エルモパパが子どもたちに伝えたいこと
日本は就学前児童どころか、高校までの教育に多文化教育や公民権教育といったものはほとんど導入されていません。それで大学に入って、多くの学生さんがちょっとびっくりされるのですが、
でも、教育から政治や人種や民族問題を骨抜きにしても意味がないのです。
一方、アメリカ公共放送 PBS のセサミストリートでは、こうした多文化教育や公民権教育といったものを子どもたちにマペットを通じて伝えていきます。
アメリカ公共放送 PBS のセサミストリートは 1969年から一貫して多文化教育と公民権教育に基づく就学前児童の教育をめざしています。
エルモのパパは、幼稚園保育園の preschooler (就学前児童) の子どもたちにも、民主主義の原点であるデモにはどんな意味があるのか、レイシズムとはどういうことなのか、わかりやすくエルモくんに伝えています。
そういうことを、日本の大人たちも子どもたちに伝えていける社会になりたいですね。
エルモのお父さんが、複雑な問題を解説するお手本を見せてくれている。
— 阿部岳 / ABE Takashi (@ABETakashiOki) 2020年6月9日
差別に怒るのは権利。肝心な点をシンプルに伝えるべきだ。
NHKのアニメ解説が肝心な点を一切すっ飛ばし、デモを悪く描いたのと対照的。
エルモのお父さんは、自作のプラカード持ってこれからデモ行くって。 https://t.co/b30ul31Brt