現在の最高裁判所裁判官
2017年4月10日現在の最高裁判所裁判官は以下の通り(デフォルトでは着任順に配列、任命年月日の列のソートボタンで元の順序に戻る)。裁判官の退官予定日は、70歳となる誕生日の前日の日付(最高裁判所裁判官の定年は70歳とされているため、任期は最長で70歳誕生日の前日までとなる)。不信任率は、最高裁判所裁判官国民審査において、有効票数のうち「罷免を可とする投票」(×印)の割合。
氏名 | 任命年月日 | 退官予定日 | 修習期 | 学歴 | 前職等 | 任命した内閣 | 担当小法廷 | 不信任率 |
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岡部喜代子 | 2010年 4月12日 (平成22年) |
2019年 3月19日 (平成31年) |
28期 | 慶應義塾大学大学院 法学研究科修士課程修了 |
東京家庭裁判所判事、 慶應義塾大学大学院法務研究科教授(民法) |
鳩山由紀夫内閣 | 第三小法廷 | 8.56% (2012年) |
寺田逸郎 (長官) |
2010年 12月27日 (平成22年) |
2018年 1月8日 (平成30年) |
26期 | 東京大学法学部卒 | 広島高等裁判所長官 | 菅内閣 (1改) | 第二小法廷 | 7.95% (2012年) |
小貫芳信 | 2012年 4月11日 (平成24年) |
2018年 8月25日 (平成30年) |
27期 | 中央大学大学院 法学研究科修士課程修了 |
東京高等検察庁検事長、 亜細亜大学法学部教授(刑法) |
野田内閣 (1改) | 第二小法廷 | 7.79% (2012年) |
鬼丸かおる | 2013年 2月6日 (平成25年) |
2019年 2月6日 (平成31年) |
27期 | 東京大学法学部卒 | 東京弁護士会所属弁護士 | 第2次安倍内閣 | 第二小法廷 | 9.21% (2014年) |
木内道祥 | 2013年 4月25日 (平成25年) |
2018年 1月1日 (平成30年) |
27期 | 東京大学法学部卒 | 大阪弁護士会所属弁護士 | 第2次安倍内閣 | 第三小法廷 | 9.57% (2014年) |
山本庸幸 | 2013年 8月20日 (平成25年) |
2019年 9月25日 (平成31年) |
- | 京都大学法学部卒 | 内閣法制局長官 | 第2次安倍内閣 | 第二小法廷 | 8.42% (2014年) |
山崎敏充 | 2014年 4月1日 (平成26年) |
2019年 8月30日 (平成31年) |
27期 | 東京大学法学部卒 | 東京高等裁判所長官 | 第2次安倍内閣 | 第三小法廷 | 9.42% (2014年) |
池上政幸 | 2014年 10月2日 (平成26年) |
2021年 8月28日 (平成33年) |
29期 | 東北大学法学部卒 | 大阪高等検察庁検事長 | 第2次安倍内閣 (改) | 第一小法廷 | 9.56% (2014年) |
大谷直人 | 2015年 2月17日 (平成27年) |
2022年 6月22日 (平成34年) |
29期 | 東京大学法学部卒 | 大阪高等裁判所長官 | 第3次安倍内閣 | 第一小法廷 | 未審査 (2015年) |
小池裕 | 2015年 4月2日 (平成27年) |
2021年 7月2日 (平成33年) |
29期 | 東京大学法学部卒 | 東京高等裁判所長官 | 第3次安倍内閣 | 第一小法廷 | 未審査 (2015年) |
木澤克之 | 2016年 7月19日 (平成28年) |
2021年 8月26日 (平成33年) |
29期 | 立教大学法学部卒 | 東京弁護士会所属弁護士 | 第3次安倍内閣 (1改) | 第一小法廷 | 未審査 (2016年) |
菅野博之 | 2016年 9月5日 (平成28年) |
2022年 7月2日 (平成34年) |
32期 | 東北大学法学部卒 | 大阪高等裁判所長官 | 第3次安倍内閣 (2改) | 第二小法廷 | 未審査 (2016年) |
山口厚 | 2017年 2月6日 (平成29年) |
2023年 11月5日 (平成35年) |
- | 東京大学法学部卒 | 東京大学教授(刑法) 第一東京弁護士会所属弁護士 |
第3次安倍内閣 (2改) | 第一小法廷 | 未審査 (2017年) |
戸倉三郎 | 2017年 3月14日 (平成29年) |
2024年 8月11日 (平成36年) |
34期 | 一橋大学法学部卒 | 東京高等裁判所長官 | 第3次安倍内閣 (2改) | 第三小法廷 | 未審査 (2017年) |
林景一 | 2017年 4月10日 (平成29年) |
2021年 2月7日 (平成33年) |
- | 京都大学法学部卒 | 英国駐箚特命全権大使 | 第3次安倍内閣 (2改) | 第三小法廷 | 未審査 (2017年) |
2012年12月26日に須藤正彦が定年退官したが、同時期に行われた第46回衆議院議員総選挙の影響で後任の人事が進まず、最高裁判所裁判官の席は2012年12月27日から2013年2月5日までの41日間にわたって一人空席の状態が続いていた。
2013年2月6日に須藤の後任として就任した鬼丸かおるは、史上5人目の女性の最高裁判所裁判官である。鬼丸の就任により、現職の最高裁判所裁判官15名中3名が女性になり、史上初めて最高裁判所の全ての小法廷に女性の裁判官が各1名ずつ所属する体制になった(第一小法廷=桜井龍子、第二小法廷=鬼丸かおる、第三小法廷=岡部喜代子)。この体制は、桜井が定年退官する2017年1月15日まで続いた。